LESSON 08 · 産後と授乳
母乳が足りないと感じたら。食べ物で母乳は増える?
産後、「母乳が足りないかも」と感じると、母乳を増やす食べ物を探したくなるものです。けれども、一つの食べ物で母乳量が必ず増えるわけではなく、滴鶏精(チキンエッセンス)も母乳量を増やす治療ではありません。まずは、授乳や必要に応じた搾乳が十分な頻度でできているか、赤ちゃんが飲めて成長しているか、お母さんが回復できているかを確認しましょう。
最初に確認したいのは、赤ちゃんが十分に飲めているか
乳房が柔らかくなったこと、一度の搾乳量、赤ちゃんが泣くことだけでは、母乳が足りているかを判断できません。授乳時に痛みがないか、赤ちゃんが乳房を深くくわえて飲めているか、授乳や搾乳によって母乳が定期的に移し出されているかを見ます。あわせて、おむつの様子、起きているときの様子、飲み方、成長の経過も確認しましょう。
- 赤ちゃんが乳房を深くくわえて飲めているか:抱き方、くわえ方、吸い方は、赤ちゃんが母乳を飲み取れる量に関わります。
- 授乳や搾乳が定期的にできているか:授乳や搾乳の頻度・方法は、産後の時期と赤ちゃんの状況に合わせます。迷うときは、授乳支援の専門職に相談しましょう。
- 赤ちゃんのサイン:おむつの様子、飲み方、起きているときの様子、体重の増え方は、1回の搾乳量より役立つ目安です。
- お母さんの回復:痛み、手術後の回復、睡眠不足、気持ちのつらさ、体調不良も、相談時に大切な情報です。
すべてを一人で判断する必要はありません。ここ1〜2日の授乳や搾乳の様子、お母さんの不調、赤ちゃんの変化を簡単に記録して相談すると、さまざまな食品を試す前に状況を整理しやすくなります。
まず相談したいのは、どんなとき?
| 気になること | 先にメモしておくこと | まず相談したい先 |
|---|---|---|
| 授乳のときに痛い、乳首に傷がある、赤ちゃんがうまく飲めていないように見える | 痛みの場所、授乳の姿勢、授乳後の感覚、吸い方の様子。 | 助産師など授乳支援の専門職、または授乳を支援する産婦人科・医療機関。 |
| 赤ちゃんが足りていないように見える、元気がない、成長が心配 | 授乳の記録、おむつの様子、起きているときの様子、体重の経過。泣くことだけで判断しない。 | 小児科。必要に応じて、授乳支援の専門職とも一緒に確認します。 |
| 乳房の強い痛みや赤み、発熱、強い体調不良がある | 症状が始まった時期、体温、傷の有無、全身の状態。 | 産婦人科、かかりつけ医などに、早めに相談してください。 |
食べ物・スープ・滴鶏精(チキンエッセンス)は、毎日のケアの中に
産後に大切なのは、続けられるケアです。食事をとること、必要に応じて水分をとること、休める時間をつくること、周りの人が手を貸すこと。こうしたことは、お母さんの回復を支える基本です。ただし、どの食べ物も母乳量を直接増やす保証にはなりません。
便利さが合う場合、澄韻の滴鶏精(チキンエッセンス)は、忙しい日の食事や軽食に添えられる食品の一つです。母乳を増やす食品、母乳量が少ない場合の治療、母子の評価の代わりにはなりません。
産後の養生は、お母さんと赤ちゃんの両方を大切にすることから
中医学の産後の養生では、食欲、休息、回復を大切に考えます。現代の授乳支援では、くわえ方、母乳の移出、赤ちゃんの成長を確認します。二つの視点はいずれもお母さんを支える助けになりますが、一つの食品を母乳量への答えにしてはいけません。
